40代からのフリーランス

Ruby on RailsとiOS(Swift、Objective-C)でスタートアップのサービス開発を支援しています。

20年前のCPU戦争を思い出す

最近、AMDが攻めてます

www.gizmodo.jp

 

インテルの誤算は微細化プロセスを攻めすぎたことでしょうか

eetimes.jp

 

10nmもようやく立ち上がってきた感じみたい

pc.watch.impress.co.jp

 

インテルが微細化プロセスで遅れを取っているのは

最近では見たことない光景かな?

 

20年くらい前もインテルとAMDはかなり激しいCPU戦争してました

akiba-pc.watch.impress.co.jp

 

当時はクロック至上主義で

どちらが先にクロック周波数で

1GHzに到達するかという状況でした

 

確かタッチの差でAMDが先に1GHzに到達した気がします

 

インテルはAMDと比べて

CPUのアーキテクチャ的に

高クロック化しにくかった

 

その結果としてインテルは

後継アーキテクチャでは

高クロック化しやすい方向に振りました

 

高クロック化しやすくした分

クロックあたりの命令の実行効率が落ちて

色々叩かれましたけど・・・

 

ハイパースレッディングや

シミュレーションマルチスレッディング

なんていう技術も出ましたが

これが現在のCPU脆弱性に繋がってます

 

milestone-of-se.nesuke.com

 

昔はCPUアーキテクチャの弱点を

プロセス技術の優位で取り戻してましたけど

今はどういう状況なんだろう?

 

プロセス技術で遅れを取ってるのは事実だけど

CPUアーキテクチャに関しては

どっちが優勢かはよくわからない

 

チックタック戦略とか言ってた時期もあったけど

微細化の遅れは痛いですね

 

と思ってたら、すでにチックタック戦略は終わってるのか

gigazine.net

 

微細化のハードルがどんどん上がってるから

こうするしかないのでしょうね

 

微細化のスピードはどんどん落ちると思うので

純粋なCPUアーキテクチャ戦争の時代が来るのかな?

 

ARMとか新興勢力もどんどん力をつけてきているので

20年後に振り返ってみてどうなっているかが楽しみです