40代からのフリーランス

Ruby on RailsとiOS(Swift、Objective-C)でスタートアップのサービス開発を支援しています。

Facebookのパスワード

jp.techcrunch.com

 

Facebookさんも暗号化していなかった。

 

宅ふぁいる便がパスワードを盛大に漏らしたのは

ほんの少し前のことです。

 

freelance-from-forties.hatenablog.com

 

現状でよくあるパターンだと、

パスワードはハッシュ値と呼ばれる

不可逆なものに変換されて保存されます。

 

パスワードがあっているかどうかを確認するには、

入力されたパスワードを同じようにハッシュ値にして、

ハッシュ値が同じかどうかでパスワードが一致したかを判定します。

 

保存してあるのはハッシュ値なので、

万が一データが漏れても、

元のパスワードを推測しにくい状態になっています。

 

このハッシュ値を作成するにも通常は生のパスワードに、

ソルトとかペッパーと言われる文字列を追加した上で変換することで、

生のパスワードを推測しにくい状態にしています。

 

パスワードの使い回しを避けましょうというのは、

こういったサービスから平文(生のパスワード)が漏れた際に、

他のサービスでログインを試されるからです。

 

Facebookから外部にパスワードが漏れたわけではないですが、

内部の人はパスワードを見られる状態でした。

 

Facebookお使いの方は、パスワード変更した方が良いかもしれません。