伊賀 泰代さんの採用基準を読み終わりました。
マッキンゼーの採用マネージャーとして働いた経験をもとに、日本にはグローバルで通用する人材が少ない、やばいぞ日本というメッセージです。
グローバルで求められている人材として、以下の要素をあげています。
- リーダーシップがあること
- 地頭が良いこと
- 英語ができること
日本で優秀と言われるパターンは2の要素を持っているケースです。もちろん、英語は重要視されてきているけど、圧倒的に足りないのはリーダーシップだという内容です。
ここで求められているリーダーシップは、全員が持つべきものというものです。チームのリーダーはもちろんリーダーシップを持っていないといけません。では、チームのメンバーはどうかというと、やっぱりリーダーシップを持っていないといけません。その理由はそのほうがチームとして高い成果を出しやすいからです。
メンバー全員がリーダーシップを持っていないとどうなるか?メンバーがリーダーシップを持たないと、メンバーは以下の状況に陥ります。
- リーダーのあとをついていくだけのフォロワーとなる
- チーム全体を無視して、個人として高い成果を出すことに専念する
チームとして高い成果を出さないといけないのに、個人の成果を高めることを優先すれば、全体としてより高い成果を出せないこともあるでしょうし。言われたことだけしかしないメンバーであれば、能力を持て余すこともあるでしょうし、全ての判断をリーダーに任せれば、リーダーがパンクします。
この本は、リーダーシップに関することがたくさん書かれれています。リーダーシップに関しては思うところがありますので、一度自分の考えをまとめてみようと思います。