40代からのフリーランス

Ruby on RailsとiOS(Swift、Objective-C)でスタートアップのサービス開発を支援しています。

リーダーシップを考える

先日、とある企業を対象にリーダーシップ研修をしてまいりました。

リーダーシップに対するいろんな知識を与えるというよりも、

カードを用いたゲームを通して体験するというのが大きな趣旨です。

 

リーダーシップに対する大きな勘違いは、リーダーが持つものという認識です。

これは間違っています。

リーダーシップは能力であって、立場や役職とは関係ありません。

 

チーム全員がリーダーシップを持っている組織は、各人がリーダーシップを発揮します。

簡単に言えば、自分がリーダーだったらこうするだろうという事を常に考えています。

ですので、リーダーはある程度の方向性や判断基準さえ与えておけば、

リーダーシップを持ったメンバーが自律的に行動してくれるのです。

 

基本的に他人事で行動しないので、リーダーシップを持ったメンバーのチームは

高い成果を出しやすい土壌を持っています。

 

リーダーシップを持っていないメンバーは、

チームリーダーの言うことをするだけのフォロワーとなるか、

チーム全体ではなく、個人としての成果を出すことに専念する、

と言うパターンになりがちです。

これでは、チームとして最高の成果を出すことはできなくなります。

 

リーダーシップは能力ですので、訓練すれば伸びる能力です。

短い期間で繰り返し高い成果を求められるスタートアップは

リーダーシップを発揮するにはとてもいい環境だと思います。

 

とは言え、実際のビジネスでは、

避けられる失敗は避けるべきでしょうし、

決断の機会にも限界があります。

 

そこでぴったりなのがゲームを用いた体験型の研修だと思っています。

ゲームは1時間ですが、その中で非常に濃密なコミュニケーションと決断を求めます。

 

より多くの人にリーダーシップを開発する機会を与えられるようにしていきたいです。