ちょっと古いのですが、前から気になっていた記事です。
この記事に書いてあることは基本的に同意します。
簡単にいうと、終身雇用前提でない状態では、教育にコストをかけても、
優秀な人ほど辞めていってしまうので、高リスクであるということです。
一番コスパ高いのが、他社の優秀な人を採ってくるということなんですが、
その為には会社にブランド力が必要だという落ちです。
採用というよりも、教育に関しては、
ずっと疑問というか、思っていたことがあるんです。
前職では、SESをやっていたりしたんですが、
お客さんからも新人いらない、即戦力が欲しいって言われるわけです。
とはいえ、誰もが最初は未経験なわけで、どうやって実務を経験するか
という矛盾があるなと考えていました。
SESという商習慣がいいとは思っていませんが、
その構成として教育コストは、派遣元が持つことになるわけです。
(教育してくれれば・・・という前提ですが)
とはいえ、前述の記事のように、コスト的には見合わない時代に
なってきているわけです。
教育して活躍できるようになった優秀な人から辞めていくので、
教育コストを回収しきれない、もしくはほとんど教育をしない、
という時代になってきているということです。
そうなると、誰がそのコストを負担するのか?と言えば、
自分自身ということにならざるを得ないと思います。
既に片鱗は見えつつありますが、インターンシップ等に参加して、
実務経験を積み、卒業して就職したら、即戦力で働く
というのが黄金パターンになると思います。
その場合、労働者の給与は最初から高くないとおかしいですよね。
大きな会社、ブランド力のある会社は、その高い給与を払っても
補って余りある可能性はあると思います。
良い会社には人が集まって、ダメな会社は人がどんどん去っていくと言うのは
まだまだ始まったばかりだと思います。
会社のビジョンって重要だなと思ったのでした。