40代からのフリーランス

Ruby on RailsとiOS(Swift、Objective-C)でスタートアップのサービス開発を支援しています。

エンジニアになる為のコスト

ちょっと古いのですが、前から気になっていた記事です。

 

axia.co.jp

 

この記事に書いてあることは基本的に同意します。

簡単にいうと、終身雇用前提でない状態では、教育にコストをかけても、

優秀な人ほど辞めていってしまうので、高リスクであるということです。

一番コスパ高いのが、他社の優秀な人を採ってくるということなんですが、

その為には会社にブランド力が必要だという落ちです。

 

採用というよりも、教育に関しては、

ずっと疑問というか、思っていたことがあるんです。

 

前職では、SESをやっていたりしたんですが、

お客さんからも新人いらない、即戦力が欲しいって言われるわけです。

 

とはいえ、誰もが最初は未経験なわけで、どうやって実務を経験するか

という矛盾があるなと考えていました。

 

SESという商習慣がいいとは思っていませんが、

その構成として教育コストは、派遣元が持つことになるわけです。

(教育してくれれば・・・という前提ですが)

 

とはいえ、前述の記事のように、コスト的には見合わない時代に

なってきているわけです。

教育して活躍できるようになった優秀な人から辞めていくので、

教育コストを回収しきれない、もしくはほとんど教育をしない、

という時代になってきているということです。

 

そうなると、誰がそのコストを負担するのか?と言えば、

自分自身ということにならざるを得ないと思います。

 

既に片鱗は見えつつありますが、インターンシップ等に参加して、

実務経験を積み、卒業して就職したら、即戦力で働く

というのが黄金パターンになると思います。

 

その場合、労働者の給与は最初から高くないとおかしいですよね。

大きな会社、ブランド力のある会社は、その高い給与を払っても

補って余りある可能性はあると思います。

 

良い会社には人が集まって、ダメな会社は人がどんどん去っていくと言うのは

まだまだ始まったばかりだと思います。

 

会社のビジョンって重要だなと思ったのでした。