40代からのフリーランス

Ruby on RailsとiOS(Swift、Objective-C)でスタートアップのサービス開発を支援しています。

賃上げすれば残業は減るか?

こんな記事見つけました。

 

dime.jp

 

個人的な経験を元に言うならば、減りません。

 

それほど残業が多かったわけではないですが、

定時間内に頑張れば、避けられた残業はありました。

もちろん、やらないと終わらない残業もたくさんありました。

 

お金欲しかったと言うのも正直なところあります。

昇進すると基本給が増えるので、

これで残業減らしてもいいなと思ってました。

 

ですが、欲張りなもので、やっぱり残業するんです。

だって、残業したら給料増えますから。

 

という感じで、経営者から見たら優秀な社員ではなかった私です。

私が、ほとんど残業しなくなったのは、残業代が出ない管理職になってからです。

 

残業代出ないんですから、残業なんて1ミリだってしたくありません。

ほんとダメ社員です。

 

10年くらい前、前職の会社の資金繰りが悪化した時、

全社的に残業代を出せない事態が発生しました。

(リーマンショックの影響です)

 

どうなったか?

全社の平均残業時間が減ったんです。

みんな現金ですね。

 

私ですか?

当時管理職だったので、残業代は付きません。

代わりに給与を20%カットされました。

 

その後、業績が回復して、未払いの残業代は全部支払ってましたが、

お金発生しなければ、無駄な作業なんて誰もしなくなります。

 

記事にあるように、残業削減分以上の賃上げを事前に実施したのはすごいと思います。

実際に、残業は減ったみたいなんですが、一時的なものかどうかは今後わかります。

 

サラリーマンだって、効率上げて仕事こなしたら、

早く帰るっていう意識がもっと増えてほしい。

 

フレックス制度を導入している会社もありますが、

主に、朝遅く来るために使っている人が圧倒的に多いです。

 

早く帰るために、フレックスが機能するような会社組織がいいと思う。

もっとも、零細企業はそんなこと言っておられませんが・・・。