お仕事の依頼やご紹介を受けることがあります。
ありがたい事です。
面白そうな案件は受けたいので、
なるべくお話を聞いてみることにしています。
そんな話を聞いていく中で
仕事を依頼する条件として
お客さんの所で常駐して作業して欲しい
というパターンがたまにあります。
常駐そのものを頭から否定する気はないのですが、
ちょっともったいないと思うこともあります。
前提として常駐して欲しい気持ちはわかる部分もあります。
- 仕様が固まっていないので、密にコミュニケーションがとりたい
- 期待するパフォーマンスを発揮してくれるか不安がある
- 外部に出せない機密データがある
と言い出したらキリがないくらいには、色々あると思います。
個人的には、機密データ以外に関しては、克服できることが多い気がします。
私がお客さんの所に常駐しにくいのは、複数の案件を並行で回しているからです。
常駐先で、他のお客さんとやりとりしたり、
急に発生した問題の対応を行うことは難しいです。
そもそも、客先常駐で、さらに週に5日来て欲しいという条件つけると
ハズレを引く可能性の方が高いんじゃないかと思います。
その要望に応えられる人は、仕事がなくて暇になっているパターンが多いはずです。
たまたま案件が途切れて、優秀な人がゲットできるっていうパターンも
なくはないですが、確率としては低いと思います。
考えようによっては、常駐って座っているだけでもお金になるんです。
時間拘束されてしまうので、やる事があろうがなかろうが
関係ないんですね。
もちろん、パフォーマンスが悪い人は、
常駐のあるなしに関係せず、先は長くありませんけど・・・。
先にあげた常駐をお願いしたい背景としても
機密データの取り扱い以外は、工夫で解決できることも多いと思います。
オンラインでのビデオミーティングも出来ますし、
チャットを使ったリアルタイムに近いコミュニケーションも取れます。
やって欲しいことや実現したいことを、はっきりさせれば
困ったことが起こった時も先回りしてこういう風にしたらどうかと
提案することも可能です。
名指しでお仕事もらえるほど有名ではありませんので、
お客様のご要望には可能な限りお応えしたいのですが、
こういった事情もあると理解してもらえると嬉しいなと思います。